iPadのラインナップから見るこれからのiPad
なんか論文みたいな題名になってしまいましたが
どうせ誰も読まないので好き勝手に書きます
もちろん異論は認めますが
そもそも読んでくれる人がいない
さて、ちょうど昨日の同じ時間ぐらいにApple Online Storeがメンテ入りして
新製品来るぞとみんなが待ち構えてたら
待ち構えてた通りiPad miniって名前がラインナップに入ったと
ここまでが事実
そしてこの事実を分析っぽいことしてみて自分が言いたいことをさもそれが真実のように書く
そして気持ちよくなる
そんなつもりです
今回の新製品、それによってほぼ確定した今年の秋までのiPadのラインナップ
ついでに言えば多分今年も秋になればiPad Proがマイナーアップデートされるだろうと踏んでます
これはMacBook Proが毎年着実にプロセッサーの強化が施されている点から推測しており、
Proが付く製品は基本的に業界でトップレベルの性能を求め続けていることとそれを維持するためには毎年のようなプロセッサーのアップデートが必要になることにも由来します
で、本題の現状のラインナップについて
てっきり去年の同時期に発表したiPad(無印)をマイナーアップデートして
その価格の上か下にiPad miniをもってくるものだと思ってました
なのでiPad Air(第三世代、無印)がiPad Proの値下げ版として登場してくるのは意外でしたね
今までのiPadのラインナップと価格設定はiPhoneに見られるように型落ちデバイスを値下げしながら売り続けるというものでした
これと対になるのがMacで
Macのラインナップはデスクトップもラックトップも基本は廉価品からプロユースまでをCTO含めて用意して
それを1〜2年周期でそれぞれの価格帯で新製品を出す
つまり発表から2〜3年以上過ぎた製品は新製品に取って代わられる
型落ちは基本的にラインナップには含まれていませんでした
まぁ多分な例外があるのですがそれは置換できる商品があったって話で押し通します
iPhoneとMacでこうした製品ラインナップに差が生じる理由を考えると
スマートフォン市場はパソコン市場と比べて成熟していない
などが考えられます
そしてiPadはどちらに属すのかということが今回のラインナップに
というか去年のiPad Proによって表明されているのです
iPadはコンピューターに寄る
これが正式な宣言こそ無いですが Appleの方針です
タッチインターフェイスを備え
自社OSと自社プロセッサーを備える
モバイルのコンピューターという立ち位置なのです
多分数年後にはMacにも自社製プロセッサーを搭載するだろうし
アプリケーション開発環境の統合などを発表していることからも
ますますiPadはコンピューターになっていくのは想像できることです
そしてそれを裏付けるかのように今年のラインナップは型落ちを値下げすることなくそれぞれのiPadは最新のモデルしか無くなりました
iOSはiPhoneとiPadではかなり装いも変わってきましたしApple Pencilは全iPadが対応するものになりました
2007年にはスティーブ・ジョブズがNoって言ってたけどこれは明らかに用途が変わったことも意味します
iPadのiOSはもはや開発当初の姿から大きく変わってしまったのです
目指しているものが全く違うのです
2007年と2019年を比較するとき、下手に比較をすると間違った結果が生じます
この12年間に変わったことを受け入れなければ比較はできないのです
ただ心残りなのは去年のiPad ProとApple Pencil第二世代が革新的過ぎたこと
まるでドレッドノートのように周りのiPadを全て陳腐化させてしまうほどの威力でした
その影響がどの程度あるかが売上に関わってくることでしょう